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空き地の隅に、倒れたバイク、
壁の落書き、見上げてるよ。
きっと本当の、悲しみなんて
自分ひとりで癒すものさ♪
っていう、歌詞なんですよね。
創り手の「私心」は、
入らない方がいい。
感じたことを、
素直に、表すのがいい。
この曲のいいところは、
歌詞が素直だというところ。
そこに尽きる。

行けと言われたって、
行けない時もある。
でも、男には、
行くしかない瞬間が、
人生に、何度か訪れる。
行きたくても、
行きようがない、
そんな経験を持っているかどうか?で
チャンスの取り扱いは
変わる気がする。
チャンスは、何度も来ない。
一度逃すと、
3年から5年は、来ない。
そのあとは、もっと長い。
行くべき時が、
いまなのかどうか?
その判断力が
すべてになる。

最近は、
この店によくいく。
どんなに並んでいても、
いつもと同じ人のレジに並ぶ。
暑いですね、とか
まだ、寒いねえ、とか、
この人は、言ってくる。
働く。ということの
心の中の、基本的な場所を
鋭く、突いてくる。
人は、ひとりで生きていけると、
思うんじゃないぞ。と、
そのことを、教える。
滅入ってた、気持ちが
明らかに、晴れるのがわかる。

実るほど頭を垂れる稲穂かな
とか、
能ある鷹は爪を隠す
とか、
そんな言葉を知っている。という事と
体験として、
そんな人間に
接した事がある。という事とは、
同じじゃない。
本物は、本物を探す。
探すだけでは、
答えは出ない。
最後は、
探すのではなく、
なれるかどうか?だ。

自分の居住区から、
遠く離れた場所に居る人と、
繋がり合える時代。
こんな時代が来るなんて、
思っていなかった。
私が多大な影響を受けた、
通称、ハマクラ。
センスとアイデアの塊、
にして、いわゆる御大。
心を揺さぶってくれるのは、
決して、大袈裟なことじゃなく、
生活の中に
発見した、ほんの細やかなことを
伝え合った瞬間に
生まれる、感動こそが
何よりも大切。
大切な人が、見ている景色を
共有できるなんて、
こんな喜びがほかにあるだろうか。
ハマクラさんの作品から、
私は、そんなことを学んだ。
作品は、
日々の些事から
感じ取った何かを
形にすること。だということを。

東京から、桜の便りが届いて、
その、綺麗さに圧倒される。
ラッキーなことに
昼桜も、夜桜も。
つい、春の時期に
桜を見られて、嬉しくて一杯飲んでみる。
色んなことあるけどさあ、
春なんだし、新たな気落ちで
とにかく前向きに
生きていこうよ!って、
思わせてくれる
東京の桜、でした。
心の底から、
感謝したいと思う。
ありがとう。
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